医療脱毛の副作用

医療脱毛の副作用

「医療脱毛に興味はあるけど、副作用が不安…」と感じる皆様へ。
今回は、医療脱毛で起こりうる、副作用とその予防法・対処法について沖縄マリアクリニックがご紹介いたします。

副作用1.炎症反応について(ヤケド)

脱毛レーザーは、毛の黒い色(メラニン色素)に反応し、熱エネルギーに変わることで毛を生やす細胞を破壊します。
レーザーを照射した際に、熱を与えることから軽いヤケドを負った状態になり、炎症を引き起こすことで赤みや腫れの症状がでる場合があります。

特に、太く濃い毛が集まっている部分や皮膚の薄い部分は炎症が起こりやすいです。

上記のような症状は一般的に、一週間ほどで自然に治ります。

炎症の予防法

肌が荒れている場合は、熱のダメージを受けやすいため、 普段から保湿やUVケアを心がけるようにしてください。

レーザーの出力が強力であるほど肌への負担が大きいため、沖縄マリアクリニックでは、肌の状態に応じてレーザー出力を細かく調整したり、冷却時間を長めにとるなど細心の注意を払って対応させていただきます。

炎症が起きた際の対処法

脱毛終了後、炎症が起きている状態は、レーザーでダメージを受け、熱がこもっている状態といえます。
その場合は、こもっている熱を出してあげることが重要ですので、患部を冷やす対処が必要となります。
冷たくぬらしたタオルや保冷剤などで、患部の熱を冷ますようにしましょう。

沖縄マリアクリニックでは、初回脱毛時に赤みや腫れを鎮静化するお薬をお渡ししております。
赤みが出ている期間この薬を塗布していただければ、ほとんどの場合は数日から1週間ほどで完治します。
しかし、お薬を塗っても赤みや炎症がおさまらない際は、当院までお気軽にご相談ください。
その際の追加の診察料・お薬代は無料です。

副作用2.毛嚢炎(ニキビ)について

毛嚢炎は毛穴の奥に細菌が入り炎症が起きた状態をいいます。

脱毛レーザーを照射した際に、毛根周辺にある毛包や表皮に傷がつき、肌の常在菌であるブドウ球菌に感染することで引き起こる症状です。

程度がひどくなければ、自然治癒で治る場合がほとんどです。
しかし、症状が悪化すると跡が残ってしまう可能性もありますので、その際はクリニックにご相談ください。

毛嚢炎の予防法

毛嚢炎は菌の感染により引き起こる症状ですので、大切なのは「肌を清潔に保つ」ということです。
まずは、汗による菌の増殖を防ぐようにしてください。
汗のかきやすい季節は蒸れやすく毛嚢炎になりやすいため、こまめにシャワーを浴びる事をおすすめします。

その他の予防法として、「十分に保湿する」「カミソリを使用しすぎない」なども挙げられます。
カミソリを使用した際の肌への負担は非常に大きいです。そのため、過度な自己処理を控えることをおすすめします。
カミソリを使用して自己処理を行う前後には、十分な保湿を心がけると良いでしょう。

毛嚢炎の対処法

毛嚢炎は、一般的に3日~5日程で治るといわれています。

その際に注意することとして、大切なことは、先ほど【毛嚢炎の予防法】の枠でもお伝えしました「肌を清潔に保つ」ということです。
ベットのシーツをこまめに洗濯することや、外出した際には必ずシャワーを浴びてから就寝することを心がけるようにしましょう。

副作用3.硬毛化・増毛化について

医療脱毛・副作用 硬毛化 増毛化

硬毛化とは、毛が硬くなる事を指し、増毛化は毛が増える現象のことを指します。

レーザー脱毛を行った際に、ごく稀に毛が硬くなったり、増えたりしてしまうことがあります。
実際のところ脱毛を行い硬毛化・増毛化する原因については、明確には解明されておりません。
ただし一説では、レーザーの熱量不足による毛細胞の活性化が原因と考えられています。

脱毛レーザーは、毛の黒い色(メラニン色素)に反応し、熱エネルギーに変わることで毛を生やす細胞を破壊します。
その際特に、産毛や細い毛はメラニン色素が薄くレーザーが反応しづらい場合があります。
そのため、十分な熱が加えられずレーザーによる熱刺激で細胞と周辺組織の働きが活発になり、硬毛化・増毛化してしまう可能性があるのです。

硬毛化の予防法・対処法

産毛や細い毛にもしっかりと熱を加えることができるレーザー脱毛機を使用することで、硬毛化・増毛化のリスクを抑えられます。

沖縄マリアクリニックでは、熱量不足になりにくい仕組みの、硬毛化がしにくいレーザー脱毛機「メディオスター NeXT PRO」を採用しており、こちらは他の脱毛機で硬毛化した毛の脱毛にも有効です。

副作用4.多汗症について

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「 脱毛を行ってから、多汗症になった気がする」という方がいらっしゃいますが、
結論から申し上げますと、ほぼ思い違いです。
脱毛を行ったからといって、汗腺が活発になって汗の量が増えることはありません。
脱毛を行う前は汗をかいた際に、多少毛に吸収されますが、脱毛後は汗を吸収する毛がないため、汗が流れていくのを感じることがあるようです。

ワキの汗や臭いが気になる方へ

軽度のものであれば、制汗剤や吸収パッドなどで対処していただければと思います。
汗をかきやすい体質の方は、流れやすいスプレータイプではなくロールオンタイプのものがおすすめです。
また、汗が多く、臭いが強い場合、わきがや多汗症の可能性があります。

可能性があると感じた方は、専門医に相談しましょう。

沖縄マリアクリニックでは、わきが・多汗症を改善する治療「わきボトックス」・「ミラドライ」をご提供しております。

「ミラドライ」とは、切らずにわきが・多汗症の原因である汗腺を破壊する治療です。
肌の表面に傷をつけることなく治療ができ、ダウンタイムがほとんどないのも大きな特徴です。

「ミラドライ」の詳細はこちら

脱毛で副作用を起こさないために

沖縄マリアクリニックでは、副作用のリスクを最小限に抑えることを心がけております。
アレルギー体質の方・肌がかぶれ易い方・アトピー性皮膚炎をお持ちの方・ケロイド体質の方や過去に皮膚の異常を生じた経験のある方は、副作用が生じる可能性をできるだけ回避するため、必ず事前にお申し出いただきますようお願いしております。
医師が診察の上、脱毛施術が可能かどうか判断いたします。
その上で、副作用のリスクを可能な限り抑えながら、きちんと脱毛効果を高められるよう、患者様お一人お一人の肌に合った医療脱毛をご提供させていただきます。

脱毛の副作用を防ぐために

脱毛副作用防止

様々な副作用をできる限り引き起こさないために、沖縄マリアクリニックでは事前のカウンセリングで患者様それぞれの肌質や肌のコンディション、毛質に関するお悩みなどきちんと把握するよう心がけております。

脱毛前後に起こりうる副作用に関して、ご不明点、ご不安なことがございましたらお気軽に当院へご相談ください。

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